右上小臼歯の根尖病変に歯根端切除術|【デンタルオフィス新宿】曙橋駅徒歩2分の歯科・歯医者

症例ブログ|曙橋で歯科・歯医者をお探しの方は【デンタルオフィス新宿】まで

MAIL:kmtcq139@ybb.ne.jp

ENG・KOR OK 海外の方もお気軽にお越しください
〒162-0065
新宿区住吉町5-1 吉村ビル1階
  • 曙橋・デンタルオフィス新宿・電話
  • 曙橋・デンタルオフィス新宿・メニュー
  • アーカイブ

  • カテゴリー

右上小臼歯の根尖病変に歯根端切除術

2016年2月23日

今回、右上小臼歯部の根尖病変(根の先の病気)に対して歯根端切除術を行いました

患者さんは右上小臼歯部の違和感を訴えており 診査すると小臼歯の根の先端部分の歯肉にポコッとニキビのようなおできが出来ておりそこから排膿もありました

レントゲンを撮影すると 根の先端に黒い影が出来ており 根の再治療が必要と判断し根の治療を行いました

根の治療を一通り終えニキビのようなおできが消えて排膿も無いことを確認し被せ物をします

ただ しばらく経つと またニキビのようなおできが出来てきました

レントゲンで根の先端を見ると 根の先の形がボコボコボコッと いびつな形をしており根の再治療だけでは確実に先端の汚れを取り切れないだろうと予想されます

患者さんにご説明し 今回は歯根端切除術と言って 根の先端を切除して感染源を確実に取り除く治療に踏み切りました

今回、根の先端を切除するにあたり 骨が膿で溶けてしまっているのが予想されたので 歯周病治療の骨再生療法に使用されるエムドゲインと言うお薬と 牛の骨から出来ている人工骨を使用させていただく許可を得て手術に臨みます

歯肉を破らないように慎重に切開し開いて根の先端部分まで開けてみると 予想通りに骨が溶けて穴が開いてました

まず、根の先端に出来ている膿の袋を破らないように慎重に取り除きます

次に、根の先端をカットし カットした穴の中央には先に治療を施したゴムの詰め物がされています

ゴムの詰め物は密封が弱いので歯との隙間から細菌が入りまた再感染が起きる可能性があります

なので、先端のゴムを2mmくらい取り除きMTAと呼ばれる特殊なセメントを詰めて外から細菌が入らないように密封します

この術式を逆根管充填と呼びます

先生によってはこの操作をされない方もいらっしゃいますが セメントで密封された方が良いと思われます

周りの骨には小さい穴を開けて傷口が骨の再生が起きやすいように0.5mmくらいの小さい穴を数個開けて血液をにじませます

ストレス性の血液と言って 出血した血液の中には傷口が治るのに良好な化学物質が含まれているのです

最後にエムドゲインと牛の人工骨を混ぜて穴に詰めて 人工の骨に歯肉が侵入しないように骨と歯肉との間にコラーゲン膜を置いて隔離し 緊密に縫合します

この繊細な術式が可能になるのは 拡大鏡を使用しているのが大きいです

肉眼では歯根端切除術は出来るでしょうが 最近の取り残しが無いように膿の袋を取り除いたり根の先端にセメントを詰める作業もうまくはいかないでしょう

以上の拡大鏡を使用しての治療は自費治療になります

もし 最近被せたセラミックスが調子が良くなく お困りの方は無料カウンセリングも行っていますのご相談下さい

この手術のメリットデメリットは何か?

メリットは 被せ物(例えばセラミックス)を取り外さなくても根の病気を治療できる

デメリットは 根の長さが短くなるので歯周病患者さんで周りに骨が無い人などは適応症から外れてしまう

という事が考えられます

それでは症例です

IMG_7265 IMG_7267 IMG_7266IMG_7584IMG_7520IMG_7522 IMG_7533 IMG_7532 IMG_7529 IMG_7524 IMG_7523IMG_7536

IMG_7538IMG_7540IMG_7585